看護部
理念
専門職業人として常に看護の本質を追及し、患者さんの人権を尊重して、地域に根ざした安心、安全、満足度の高い看護を提供します。
基本方針
1.質の高い看護が提供できるように教育研修を推進する。
2.医療スタッフ全員と協働し、チーム医療の向上に努める。
3.患者の個別性を尊重し、笑顔と優しさ・思いやりの心を忘れず、地域でも信頼される看護を実践する。
看護部長よりごあいさつ
令和3年4月より看護部長に就任しました。
当院は二次救急指定病院として広域的に脳神経疾患の予防、急性期から回復期医療を担い、在宅復帰を支援しています。
看護部は病院理念「支えあい 分かち合い」をモットーに患者さん、ご家族との関係を大切に考えております。患者さん、ご家族が安心して看護が受けられるよう患者さんを想う気持ちを持ち続けるためには、自分自身を向上させることが必要です。共に学び、共に育つこと、共に考え、共に創ること、そして共に働き共に和むことを通じ、良質な医療・看護を目指します。
今、全世界は新型コロナウイルス感染症との闘いをしています。これからどのように収束するかも分からない状況の中で人々は、これまでの生活様式を変え、工夫しながら「生命」「健康」に対する認識を高めています。そして、医療体制は高齢化社会の課題、疾病構造の複雑さに加え感染症治療を進める整備強化が求められています。
私たちは、患者さん、ご家族から教えられること、看護の喜びを得られることを感謝しつつ、地域の中での専門病院としての使命を果たせるよう努力してまいります。
栃木県看護協会より表彰を受けました!(2020年2月)
平成29年度から3年間にわたり「看護職のワーク・ライフ・バランス推進ワークショップ」に参加し全職員が協力して魅力ある職場づくりに継続的に取り組み表彰を受けました。
病棟紹介
一般病棟(2階)
- ・急性期治療を中心とした56床(ICU8床、一般病床48床)からなります。
- ・疾患の発症時から手術・治療を積極的に行い早期の症状安定を目指しています。
- ・患者さん、家族を中心とした医療・看護が提供できるようクリティカルパスを導入し、対応しています。
- ・入院に伴う不安が少しでも和らげられ安心して治療に専念できるよう看護理念に基づき病棟目標を立て援助を行っています。
回復期リハビリテーション病棟(3階)
- ・急性期から回復期に至る患者さんに対して、日常生活動作能力の向上をはかり寝たきりを防止し、できるだけ早く家庭へ帰り社会復帰できるように、医師・看護師・リハビリテーションスタッフ(理学・作業・言語)・ケースワーカー等が共同して治療プログラムを作成し、生活の場となる病棟を中心に集中的にリハビリを行うことを目的とした病棟です。
外来・手術・中央材料室
- ・外来は、手術室、中央材料室と一体となっており、救急患者受け入れ窓口になっています。
- ・手術については、血腫除去術、開頭・腫瘍摘出術、脳血管内手術を実施しています。緊急手術や緊急検査に備え24時間いつでも対応できる体制を整えています。
看護部教育
当院では、看護部教育委員会が中心となり、年間を通して看護師の現任教育に力を入れています。
教育目的
1.看護部の理念と方針に基づき、「創意と工夫に満ちた看護」「質の高い看護」を提供できる看護師を育成する。
2.看護の専門性を追求し、人としての成熟と自己実現を目指し、絶えず自己研鑽を積むことができる。
看護教育の構成
キャリアステップ計画はこちら(PDF)
新人研修年間プログラム
新人研修年間プログラムはこちら(PDF)
看護研究
看護研究を行い、発表を行います。
毎年学会に参加し、プレゼンテーションの機会を設けます。
当院においても院内研究発表会を実施しています。
(主な参加学会)
・日本病院脳神経外科学会
・全日本病院学会
・日本臨床医療福祉学会
・栃木県看護学会学術集会
「第21回日本臨床脳神経外科学会」ポスター発表
石川県金沢市で開催された「第21回日本臨床脳神経外科学会」に参加し、「排泄が自立していない患者の排泄援助の問題点」について発表しました。
看護研究を行うことにより、日々の看護実践の見直しやスキルアップにつながります。毎年開催地も変わるため、観光なども楽しめます。