てんかん専門外来
当院では、自治医科大学付属病院てんかんセンターと連携し、てんかん専門医による診察を行っています。
「意識を失って倒れる」や、「突然ぼーっとする」、「手足のけいれん」、「口をもぐもぐする」などいろいろな発作があります。発作が繰り返される場合には、精査や治療が必要です。
まずは体の状態を知るため、問診や一般的な健康診断を行います。
てんかんは大脳の神経細胞の異常興奮であるといわれますが、その原因が脳卒中などの脳細胞の損傷ということもあります。脳に病変がないかどうか、診察や画像検査を行います。さらにてんかんの診断のために、脳波検査を行うことがあります。
てんかんと診断された場合、繰り返す発作を起こさぬよう、抗てんかん薬が開始となります。内服薬や注射剤などがあり、診療の継続の中で、その種類や量の調整を行います。
薬での治療が困難な、難治性てんかんの場合には、手術が検討されることもあります。